子ども社会研究
日本子ども社会学会 編
発行:日本子ども社会学会 発売:ハーベスト社
B5判・本体価格:1942円(1、2号)、2000円(3号〜)
年1回6月発行予定
(注意:創刊号は品切れです)

創刊号 採択論文 おもちゃのファジー性と幼児の象徴能力との関係(石橋尚子) 仲間入り場面における幼児の集団調節(青井倫子) グリム童話の受け取り分析(須田康之) 社会の分類概念としての子どもの遊び空間(高橋由紀)父親像の希薄さに関する考察(深谷野亜) 社会的勢力論再考(西本浩輝) 生徒文化の分化に与えた部活動の影響(白松賢) コンピュータゲームにおけるジェンダーと暴力(湯地宏樹・森 楙) 高校生のテレビ接触行動に関する実証的研究(和田正人・阿久津喜弘)  ほかに書評・研究情報
2号 研究論文 幼児同士の遊びの成立過程(無藤 隆) 家族システムと父親不在(田村 毅) テレビ・アニメ番組にあらわれた女性像・男性像の分析(藤田由美子) 教師服装をめぐる解釈の構造分析(高旗浩志) 近代学校の「身体規律」に関する社会学的考察(安東由則) 学校教育過程におけるジェンダー形成の構造(岸澤初美) 子ども文化としてのスポーツ概念の構築(1)(山本清洋)  ほかに書評・研究ノート
3号 研究論文 「財団法人 仏教児童博物館」の研究(川北典子) 子どもの遊びの特質と笑いの関係性について(岡林真実子) 調査報告から見たわが国の児童虐待の実態と今後の課題(内山絢子) 中学校選択教科制が生徒のカリキュラムへの適応行動に及ぼす統制作用(田中統治) 「ジェンダーと教育」研究の推移と動向にみる「子どもとジェンダー」(望月重信)  ほかに実践論文・研究ノート・研究情報・書評
4号 研究論文 「子どものコスモロジー」の理論(鵜野祐介) 中学生の交友関係パターンとメディアの影響性に関する調査研究(伴恒信・松阪豊) 母親の中にある子ども像の変化に関する一考察(平野真穂) 教科書検定の妥当性に関する一考察(深谷和子・三枝恵子・中沢智恵・遠田瑞穂) 中学受験(樋田大二郎)  ほかに実践論文・研究ノート・研究情報・書評
5号 研究論文 母親の育児不安と夫婦関係(住田正樹) 幼児の愛他心の発達におよぼすごっこ遊びの効果(石橋尚子) 小学生の詩の暗唱活動におけるレパートリーの形成(本山方子・無藤隆) 日本の中学校における「帰国生」の位置取り(渋谷真樹) 戦後日本における子ども観の研究(中田周作) 母親像の変容に関する史的考察(深谷野亜) ラター親用質問紙による子どもの情緒や行動の問題の発達的検討(中田周作) ほかに研究ノート・研究情報・書評など
6号 研究論文 小学校における授業実践の正当性(金子真理子) 教員プログラムによる子どもの認識変容に関する基礎的研究(森田司郎) 性的メディアの規制と青少年の未熟性(掘越紀香・無藤隆) 幼児の造形的遊びによる日常生活空間の変容について(松本健義・三浦真里) 昭和前期の農村の子どもの進路事情(木村壽子) 実践論文 学級の「あれ」の分析とその克服の試み(吉澤和彦) 小動物の飼育と幼児とのかかわり(高橋敏之・中谷恵子・久保田美子) ほかに研究情報・書評など
7号 研究論文 子守唄とは何か(岩田遵子) 幼稚園生活における相互作用過程による社会化(三宅茂夫・田中亨胤) アニメーション番組における笑いの物語構造(畠山兆子) アニメーション番組における笑いの物語構造(松山雅子) 学校教育と社会教育の関係の新段階(佐藤三三) 高校改革と学校に対する生徒の関与(飯田浩之) デュルケームの学級社会学(原田彰) ほかに研究情報・書評など
8号 研究論文 地域における子どもの人間関係(横山卓) 子どもの生と死の認識といのちの教育(津野博美・石橋尚子) 子どものマス・メディア受容過程に関する理論的モデル化の試み(東野充成) 園生活におけるジェンダー形成の多重構造(佐藤和順・田中亨胤) 1960年代家庭教育ブームの生成(桜井智恵子) 小・中学生の学業成績と学校外学習時間に関する一考察(小針誠) アメラジアン・スクールからみる新しい公共性の創出(渋谷真樹) ほかに実践論文・研究情報・書評など
9号 研究論文 小学5年生における適応とメディアの関わりのリスク要因分析(角谷詩織・無藤隆) 韓日中学生の「異文化意識」に関する調査研究(金淑) いじめを正当化する子どもたち(久保田真功) 携帯電話で結ばれた青少年の人間関係の特質(石井久雄) ジェンダー・フリーの知識とジェンダー化の経験の葛藤(氏原陽子) 開発過程における教育の受容(南出和余) ほか実践論文・研究ノート・研究情報・海外情報研究書評など