“ 彼ら ” がマンガを語るとき、
メディア経験とアイデンティティの社会学

池上賢 著

A5判  定価(本体価格3400+税)
ISBN978-4863391031


目次

現代社会におけるマンガ/メディアトアイデンティティ

研究背景―マンガとはいかなるメディアか

問題意識―“彼ら”はいかにアイデンティティを構成し提示するのか

理論的検討―マンガ経験とアイデンティティの分析視座

調査方法・調査概要・分析課題―ライフストーリー・インタビューの概観から

マンガを読むという経験―マンガテクストの解釈手続き

時代経験としてのマンガ経験―『週刊少年ジャンプ』をめぐるマスター・ナラティブとモデル・ストーリー

マンガ経験とナラティブ・アイデンティティ―“彼ら”はいかにして自己の物語を構成するのか

マンガ経験とカテゴリーを基盤としたアイデンティティ―“彼ら”のアイデンティティはいかに提示され・理解されるのか

ライフストーリーにおけるマンガ経験―“彼ら”の経験の重層性と問い直し

結論―“彼ら”がマンガを語るとき、

社会学におけるマンガ研究―マンガはいかに研究されてきたのか