結婚移民の語りを聞く
インドシナ難民家族の国際移動とは

質的社会研究シリーズ10

長谷部 美佳著
A5/  本体価格3630円(税込)

「家族を助けたい」。結婚を機に日本にやってくる女性たちの多くはこう動機を語った。日本に定住しているインドシナ難民と結婚するために来日する人々は、どのような社会構造の中で、どのような選択を経て日本に来るのか。そして日本でどのように「定住」していくのか。労働ではなく結婚を国際移動の方法として採用した女性たちの背後にある、移動のそれぞれの過程での「ジェンダー」構造を、結婚移民の女性たちの語りを基に考察する。

目次

ISBN978-4-86339-113-0
2021年3月31日発売


大都市東京の「多文化空間」で生きる人びと
新宿・大久保の24時間保育園の記録


大野 光子著
A5/   本体価格3080円(税込)

外国人比率が40%を超える地区、新宿・大久保で24時間保育をおこなう公立の保育所。 そこにはどのような人びとのどのような生活と想いがあるのだろうか。 本書は、「多文化空間」新宿・大久保の人びとと24時間保育を実践する 「エイビイシイ保育園」をめぐるモノグラフである。 大久保で生きる人びとの生活を通して、現代の都市の特質に迫る。

ISBN978-4-86339-112-3
2020年8月31日発売
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性同一性障害のエスノグラフィ性現象の社会学
質的社会研究シリーズ4

鶴田 幸恵著
A5/  本体価格2970円(税込)

性同一性障害である人びとが「女/男らしさ」を追求するためにおこなっている二つの 実践を記述し、その記述をとおして、性別それ自体や、性別現象のあり方について考察する。

ISBN978-4-86339-015-7
(重版)


争点としてのジェンダー
 交錯する科学・社会・政治
江原由美子 , 加藤秀一 , 左古輝人 , 三部倫子 , 須永将史 .林原玲洋 著  
A5/  本体価格2860円(税込)

本書は、「ジェンダーをめぐるコミュニケーション齟齬」を主題としている.家族・出産・子育て・教育等、「ジェンダー」をめぐる様々な問題において,科学・医学・心理学・社 会学等の科学は,現在も大きな影響力を持っている.一方で,そうした価値観や権威を利 用した科学や学術内部の「ジェンダーをめぐるコミュニケーション齟齬」も生じている. あるいは「科学」という権威を利用した政治的言説も生じている.前者としては,アメリ カにおける サイエンス・ウォーズ,後者においては,日本社会における「ジェンダーフリー・ バッシング」等が,挙げられるだろう.こうした出来事においては,「性役割観や性別観」の違いだけでなく,「科学観」「学問観」自体の違いも「コミュニケーション」を困難にしている.本書が焦点を当てているのは,まさにそうした現象である

ISBN  978-4863391116
2019.10発売

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応答する<移動と場所> 21世紀の社会を読み解く
伊豫谷登士翁/テッサ・モーリス = スズキ/吉原直樹 編 
四六/  本体価格2640円(税込)

モビリティーズ・スタディーズの決定版!! 膨大なカネ、モノ、そしてヒトの移動が場所を大きく変えてきている現代。そこにひそむ 課題群を〈グローバリゼーション〉と〈ローカリティ〉を切口に読み解く。

ISBN978-4863391109
2019.10発売

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人工知能の社会学 AIの時代における人間らしさを考える
リベラ・シリーズ 12

佐藤裕著
四六/本体価格2420円(税込)
人工知能技術が急速に発達する現代は、ある意味では「人間」について深く考える良い機 会だともいえる。人工知能は人間とどう違うのかという問いは、人間は人工知能とどう違 うのかという問いでもあるからだ。本書は社会学という立場から、つまり社会的な存在と して人間を捉えて、これらの問いに答えようとしている。

ISBN978-4-63391093
2019.9発売

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東日本大震災後の宗教とコミュニティ
星野英紀・弓山達也編
A5/本体価格7920円(税込)

東日本大震災後の福島県いわき市と相双地域のコミュニティの再建における宗教(避難場 所としての宗教施設、宗教教団や宗教者の動向、祭りや民俗芸能の持つ意味など)の役割 を解明する

ISBN978-4863391055
2019.3発売

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辞める研修 辞めない研修 新人育成の組織エスノグラフィー
 田中研之輔・山本和輝著
四六/ 本体価格1540円(税込)

本書の狙いは、研修のやり方への早急な評価に主眼をおかない。それよりもまず、新人研 修の現場のリアルを丸ごと描き出していく。

ISBN978-4863391062
2019.3発売

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嶽本あゆ美戯曲集「太平洋食堂」
「太平洋食堂」「彼の僧の娘-高代覚書-」

嶽本あゆ美 著
A5/本体価格1980円(税込)

大逆事件前夜、まだ水平社も無かった時代に、和歌山県新宮の大石誠之助、高木顕明、沖 野岩三郎らは、生まれ、職業、思想信条、財産の過多、社会的地位などによる差別を批判し、 自由平等博愛の精神を生活の中で実践していった。それこそが「太平洋食堂」のスピリッ ツである。解説:成田龍一

2019.3発売



“ 彼ら ” がマンガを語るとき、メディア経験とアイデンティティの社会学
池上賢 著
A5/本体価格3740円(税込)

マンガを読んでいる/いた“彼ら”は何者であるのか」。マンガを読むことを通して人び とはどのようにして人格を形成し、アイデンティティを獲得していったのか。“彼ら”の 語りをライフヒストリー法やエスノメソドロジーの視座といった社会学の質的調査手法 を駆使しながら分析し、マンガ読者の実像に迫る。


2019.2発売

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平和のための闘い
W・E・B・デュボイス著  本田量久 訳
A5/本体価格3080円(税込)

宗冷戦対立が深刻化する二十世紀半ば、欧米諸国の人種差別・植民地支配・戦争に抗い、 汎アフリカ主義や人種平等・世界平和を訴え続けたアメリカの黒人社会学者・活動家デュ ボイスの半自伝的記録。

978-4863391024
2019.1発売

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